こんにちは、ゆんつです。
2020年5月10日(日)東京競馬場でG1「NHKマイルカップ」が行われました。
勝ったのは伏兵のラウダシオン。
2番手から鮮やかに抜け出して快勝でした。
2着は桜花賞2着馬のレシステンシアの逃げ粘り。
2番手の馬と逃げた馬でワンツーフィニッシュとなる行った行ったの競馬となりました。
そんな「NHKマイルカップ」を回顧します。
レース結果
1着 ⑪ラウダシオン
2着 ③レシステンシア
3着 ⑥ギルデッドミラー
4着 ①タイセイビジョン
5着 ⑭ルフトシュトローム
ペース
前後半の差が0.5秒。
平均ペースだったと思います。
レース回顧
レシステンシアが逃げてレースを引っ張りました。
1着 ラウダシオン
逃げるレシステンシアを見ながら2番手。
直線でも手ごたえが良く、ラスト200mで逃げるレシステンシアに並びかけ最後は1馬身半の差をつける快勝でした。
レース前は「距離が1ハロン長い」という声が多かったですが、見事にそれを覆しました。
また前が残る馬場状態を読んで2番手で競馬をしたデムーロ騎手の好騎乗も光りました。
2着 レシステンシア
ミドルペースで逃げてレースを引っ張りました。
直線でも逃げて良く粘っていましたが、ラスト200mでラウダシオンに並ばれて交わされてしまい2着。
前後半のタイム差がほとんどない淀みのないペースで逃げていますが、切れる脚がないのでもう少しハイペースで逃げて2番手を追走するラウダシオンに脚を使わせたほうが良かったような気がします。
でもちゃんと2着にはなっているのでよく走っていると思います。
3着 ⑥ギルデッドミラー
前半は好位集団の馬群の中にいましたが、その後は少しポジションを下げて好位集団の直後のラチ沿い。
直線でも前が開くまで我慢し、前が開いてからは良く伸びてきてレシステンシアに迫る3着。
ロスの無い好騎乗でした。
4着 ①タイセイビジョン
3番手好位のラチ沿い。
コースロスなく回ってきて、直線ではギルデッドミラーと併せるように伸びてきました。
良く伸びていますがギルテッドミラーにわずかに及ばず4着まで。
ロスの無いレースで力は出しています。
5着 ルフトシュトローム
後方3,4番手からの競馬。
直線は馬場の真ん中を伸びてきたのですがラスト300m過ぎくらいのところで前の馬が壁になりスピードに乗れないシーンがありました。
ラスト200mくらいで前が開いてからは加速して伸びてきたのですが5着まで。
後方からの競馬で掲示板にのったのはこの馬だけなので能力は高いと思います。
6着 シャインガーネット
道中は中団ラチ沿い。
3コーナー過ぎからから馬群を縫って少しポジションを上げていき、直線ではラスト200mまでは3着のギルデッドミラーや4着のタイセイヴィジョンと並んでいました。
ところがそこからの伸びがイマイチで、最後は流れ込んで6着でした。
スタート直後にかかりそうな素振りを見せていたので、それが影響したのかもしれません。
7着 ウイングレイテスト
最後方からの競馬。
直線外に持ちだしてかなりいい脚で伸びてきましたが、今日のペースと馬場では7着まで追い込むのが精一杯でした。
流れが向きませんでしたが、ラスト3ハロンは最速の33.7で上がってきており将来性は高そうです。
14着 サクセッション
道中は中団後方。
4コーナー手前あたりからコーナリングで大きく外に膨れてしまします。
直線も全く伸びませんでした。
現状では右回りのほうが良さそうです。
まとめ
掲示板に載った馬はルフトシュトロームを除いては、中団よりも前でロスなく競馬をした馬たちでした。
勝ったデムーロ騎手のコメントには
きょうの馬場は後ろからあまり伸びないので、一番いいところにつけたかった。
とありました。
ペースも馬場の状態も差しが効きにくい状態だったようです。
そう考えると唯一後方からの競馬で掲示板に載ったルフトシュトロームや最後方から7着まで追い込んだウイングレイテストは次走以降注意が必要かもしれません。
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