こんにちは、ゆんつです。
2020年3月22日(日)。
馬体重約340kgの小さなお馬さん「メロディーレーン」が阪神競馬場で行われたG2「阪神大賞典」に出走しました。
出走馬中唯一の牝馬で2勝クラスからの格上挑戦なので人気はなく10頭立ての10番人気。
それでもレースでは中団から果敢なレースを挑んで5着に食い込みました。
後方からバテた馬を交わしての5着ではなく積極的なレースをしての5着で、とても良いレースだったと思います。
メロディーレーンの阪神大賞典を振り返りたいと思います。
レース回顧
普段はあまりスタートがよくないメロディーレーンですが今回は違いました。
ゲートをポンとでると積極的にポジションを取りに行きます。
僕はレース前は
と思っていたので、この時点でびっくりしました。
2枠だったこともあり中団のラチ沿いを確保。
レースは淀みのないペースで流れました。
メロディーレーンは中団で遅れることもなくレースに参加していました。
3コーナー過ぎの勝負処。
勝ったユーキャンスマイルがメロディーレーンの外を勢いよく上がっていきます。
メロディーレーンも少し遅れてユーキャンスマイルの後ろをついていきます。
直線。
前を行くユーキャンスマイルが先頭を走るタイセイトレイルとキセキの間を割ります。
これまでは外を回す競馬が多かったメロディーレーンですが、今日は違いました。
ユーキャンスマイルが開いた道をメロディーレーンも突っ込んでいったのです。
内にいるタイセイトレイルは498kg。
外にいるキセキは506kg。
その真ん中を342kgの牝馬、メロディーレーンが割って入ったのです。
ゴール前。
大きな馬たちに囲まれてメロディーレーンの姿はほとんど見えないような状態でした。
結果は5着。
ラスト100mからの勢いは、あともう少しで複勝圏内に入れそうな脚色でした。
収穫の多い良いレースでした
メロディーレーンは後方から外をまくるのがこれまでの競馬のパターンでした。
でも今回は普段より前目のポジションを取ってレースに積極的に参加し、ラチ沿いにこだわり大きな馬たちに揉まれながらレースをしました。
阪神大賞典でメロディーレーンの次に体重が軽い馬はトーセンカンビーナの454kg。
体重差は112kgです。
一番大きな馬はレノヴァールの532kg。
体重差は190kgです。
そんな馬たちの中で怯まずに馬群で競馬ができたのはとても大きな収穫だったと思います。
後方待機から大外まくりでは、ほかの馬と余程の力の差が無いと勝てません。
でも今日みたいな距離損のないレースが出来れば、いずれチャンスが回ってくると思います。
いつも勇気づけられます
僕は阪神大賞典ではメロディーレーンの単勝・複勝とキセキとの馬連を買っていました。
馬券は外れましたが、レースが終わった後はとてもいい気分でした。
メロディーレーンがG2で5着に入ったこと、レース振りに進歩があったことがとてもうれしかったのです。
小さなメロディーレーンが大きな牡馬に食らいついていく姿には毎回勇気をもらっています。
そう思わせてくれる馬なのです。
次のレースは春の「天皇賞」を予定しているみたいです。
賞金的に出られるか微妙ですが、出走できた場合には全力で応援したいと思います。
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